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2008年06月09日(月)

相場はランダムウォーク? [ランダムウォーク]



下の二つのグラフを見てください。これは、上がドル円の20年分の週足の終値をプロットしたチャート、下はランダムウォークです。

画像(337x225)・拡大画像(531x355)

USD/JPYチャート

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ランダムウォーク

相場はランダムウォークか? これはテクニカル分析やシステムトレードに意味があるのかというのと同じく、トレーディングの根本に関わる問題です。

相場がランダムだと言うと、めちゃくちゃに動いているかのような印象を持つ人も多いかと思いますが、ランダムウォークとは、ある一定の間隔でプラスマイナスの一定の幅だけ変化するものです。

上のグラフはExcelでA1のセルに初期値として100を入れ、A2のセルに

=A1+ROUND(RAND(),0)*2-1

と書いて、後はこれをずっと下までコピーして作ったデータをプロットしたものです。

OpenOffice.org Calc では、ROUND()という関数のパラメータの区切り文字の「,」「;」に変えて、

=A1+ROUND(RAND();0)*2-1

と書きます。

要は前のセルに半々の確率で+1か−1を足すだけです。

これは単純ランダムウォークと呼ばれるもので、最も基本的なランダムウォークのモデルです。

RAND()という乱数を使っているので、F9を押して表の再計算をさせると、毎回、違った形のチャートが現れます。

ここでは、次の週の終値が前の週の終値+1か、−1になるという、現実ではあり得ないモデルを使っていますが、長期間で見てみると、ぱっと見でそう大きな違いはわからないと思います。

昔、コンピュータがなかった時代では、見た目で判断するしかないので、相場はランダムウォークと考えられていました。

ランダムウォークは過去の動きに全く影響を受けないので、予測が不可能とされています。

もし、実際の相場がランダムウォークだとすれば、どういうトレードを行ったとしても、長期的に見て利益を出すシステムは作れないということになります。

もしそうなら、システムトレードの議論をすること自体、無意味となり、このブログも終わりになってしまいます(^^;。

しかし、現在では、コンピュータを使って相場が完全なランダムウォークではないことは分析されています。

なので、システムトレードで利益を出すシステムの可能性はわずかですが残っていると言えるでしょう。

もう少しこのブログを続けてみることにしましょう。


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プロフィール

豊嶋久道

2003年よりFX取引を始め、システムトレードの道へ。最近ではFXオプション取引も含めたトレーディングシステムの研究を行っている。システムトレードを基礎から正しく理解するための情報を発信する予定。

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ランダムウォークとランダムトレード(2)

ランダムウォークとランダムトレード(2)

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