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2012年10月15日(月)

MT5の仮想ポジションについて雑感 [MetaTrader5]



前回まで「MT5で両建てシステム」というタイトルで続けてきたコラムについて雑感です。

タイトルには「両建てシステム」と付いていましたが、実際にはMT5で「仮想ポジション」のプログラミングをすることが目的だったわけです。

今回の一連の記事では成行オーダーに限定しましたが、成行オーダーだけでなく、指値や逆指値のペンディングオーダーに対応させるということも考えられます。

ペンディングオーダーに対応させるためには、次のように考えればなんとかできるかと思います。

ポジションの初期化として既存のペンディングオーダーがあれば、それを復元します。これは履歴リストではなく、現在の取引リストから探すので、ディールの検索とは別プログラムとなります。

また、ペンディングオーダーが約定したときに、ディール情報をポジション用の構造体に保存するために、約定の有無を常時チェックする必要があります。これはOnTick()関数でもできますが、トレードイベント時だけチェックすればよいのであれば、OnTrade()という関数中に記述することもできます。

もう1点、対応したいところがオーダーに付加する損切りオーダーと利食いオーダーです。

ところが損切りオーダーと利食いオーダーが付加できるは、実在するポジションに対してです。残念ながら仮想ポジションのような幽霊みたいなポジションに付加することはできません。

なので、これに対応させるには、損切りオーダーを独立した逆指値オーダー、利食いオーダーを独立した指値オーダーとして発注し、それを元の仮想ポジションと関連付けるという処理が必要となります。

これらのプログラムは結構複雑となってしまい、ここのコラムで取り上げるには量も多くなってしまいました。

そういうことで、今回の連載では扱いませんでしたが、また機会があれば紹介したいと思います。

しかし、システムトレーダーにとっては、売買システムのロジックをどうするかが重要な部分なので、プログラミングにはあまり手間をかけたくないはずです。

MQL4からMQL5への移行には、明らかに手間と時間がかかってしまうので、MT5がすぐには普及しないわけです。

手間がかかっても移行したいと思うのは、新し物好きのプログラマ(兼トレーダー)くらいじゃないかな、と思います。

以上、ちょっとした感想でした。


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Posted at 15時46分


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プロフィール

豊嶋久道

2003年よりFX取引を始め、システムトレードの道へ。最近ではFXオプション取引も含めたトレーディングシステムの研究を行っている。システムトレードを基礎から正しく理解するための情報を発信する予定。

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