基礎から学ぶシステムトレード
シストレブログ人気ランキング  

シストレ徹底攻略シストレマスターへの道ワールド・トレーディング・エッジ基礎から学ぶシステムトレードシストレニュースシストレツールシストレナビTOPへ

 

2012年11月12日(月)

MQL4/MQL5のオーダー関数(4)〜注文の有効期限 [MQL5]



一般に指値や逆指値などのペンディングオーダーでは、注文の有効期限を指定することができます。

MQL4では、OrderSend()関数に「expiration」というパラメータがあり、ここに有効期限の日時データを代入します。

」を代入すると、有効期限なし(GTC:Good Till Cancel キャンセルするまで有効)ということになります。

一方、MQL5では有効期限に関してもう少しバリエーションがあります。

struct MqlTradeRequest
{
ENUM_TRADE_REQUEST_ACTIONS action;
ulong magic;
ulong order;
string symbol;
double volume;
double price;
double stoplimit;
double sl;
double tp;
ulong deviation;
ENUM_ORDER_TYPE type;
ENUM_ORDER_TYPE_FILLING type_filling;
ENUM_ORDER_TYPE_TIME type_time;
datetime expiration;
string comment;
};

上記のMqlTradeRequest型構造体のメンバーのうち、「type_time」と「expiration」が注文の有効期限に関するものです。

まず、type_timeは以下の4種類の定数の中から選びます。

ORDER_TIME_GTC:キャンセルするまで有効
ORDER_TIME_DAY:オーダーを送信した日の終わりまで有効
ORDER_TIME_SPECIFIED:指定した日時まで有効
ORDER_TIME_SPECIFIED_DAY:指定した日の終わりまで有効

有効期限を指定しない場合は、「ORDER_TIME_GTC」を指定します。GTCということで、キャンセルするまで有効となります。

その他の場合は、何らかの有効期限があります。「ORDER_TIME_DAY」を指定すると、その日の終わりまで約定しなければ自動的にキャンセルされます。

ORDER_TIME_SPECIFIED」と「ORDER_TIME_SPECIFIED_DAY」の場合は、さらに「expiration」で具体的な日時を指定します。

ORDER_TIME_SPECIFIEDの場合、 その日時までが有効期限、 ORDER_TIME_SPECIFIED_DAYの場合、その日時で指定した日の終わりまでが有効期限となります。

但し、MQL5でペンディングオーダーの有効期限を指定したEAを作成する場合、注意点があります。

ペンディングオーダーの状態は、有効期限中であれば

OrderGetInteger(ORDER_STATE)

有効期限以降であれば、

HistoryOrderGetInteger(order, ORDER_STATE)

という関数で取得できます。状態の種類は以下の7種類です。

ORDER_STATE_STARTED:注文処理開始
ORDER_STATE_PLACED:注文受理
ORDER_STATE_CANCELED:注文キャンセル
ORDER_STATE_PARTIAL:注文部分約定
ORDER_STATE_FILLED:注文約定
ORDER_STATE_REJECTED:注文拒否
ORDER_STATE_EXPIRED:注文期限切れ

有効期限切れで注文がキャンセルされた場合、ORDER_STATE_CANCELEDあるいは、ORDER_STATE_EXPIREDを返すはずですが、ストラテジーテスターでバックテストを行った場合、オーダーが受理されたままの状態ORDER_STATE_PLACEDを返すようです。

現状のテスターのバグなのかもしれませんが、テスト結果と実際のEAの動作が異なる可能性があるので注意が必要です。


>>“基礎から学ぶシステムトレード”全記事バックナンバーはこちらから




Posted at 16時03分


ページのトップへ ページのトップへ

Sponsor AD

2012/11

        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

プロフィール

豊嶋久道

2003年よりFX取引を始め、システムトレードの道へ。最近ではFXオプション取引も含めたトレーディングシステムの研究を行っている。システムトレードを基礎から正しく理解するための情報を発信する予定。

PHOTO

ランダムウォークとランダムトレード(4)

ランダムウォークとランダムトレード(4)

カテゴリーリスト

最近の記事

検索


当サイトコメントについて

当コメントは情報提供のみを目的として作成されたものであり、投資に関してはご自身でご判断くださいますようお願い致します。また、当資料は著作物であり著作権法により保護されております。無断で全文または一部を転載することはできません。

RSS1.0

[Login]


powered by a-blog
Copyright (C) 2008 PhiConcept,Inc. All rights reserved.