基礎から学ぶシステムトレード
シストレブログ人気ランキング  

シストレ徹底攻略シストレマスターへの道ワールド・トレーディング・エッジ基礎から学ぶシステムトレードシストレニュースシストレツールシストレナビTOPへ

 

2008年09月30日(火)

満期時のオプション価格 [オプション取引]



まずは、前回までの復習です。

オプションには、買う権利(コールオプション)と売る権利(プットオプション)があり、それぞれの権利が売買されます。

オプション価格、いわゆるプレミアムが売買される価格で、これは行使価格満期日によって違います。

つまり、オプションを取引する際には、ただ単に通貨ペアと、買いか売りかを決めるだけでなく、コールかプットか権利を行使する価格はいくらか、満期日はいつか、とそのオプションを売るか、買うかというところまで決めなくてはいけません。

すでにこの時点で十分複雑な取引になっているのですが、売買した後のオプション価格の値動きはさらに複雑です。

わかりやすいところでは、対象となるスポット価格が変動すれば、それに応じてオプション価格も変動します。

しかし、スポット価格が変化しないのにオプション価格だけ変化するという場合もあります。しかも、上がるケースもあれば下がるケースもあります。

オプション価格の値動きの詳しい説明については、別の記事で順次行っていきます。

まず今回は、最も簡単なところで、満期時のオプション価格を見てみます。

下の図はドル円で、行使価格105円コールオプションの満期時における価格のグラフです。横軸はドル円のスポット価格を表します。

画像(337x202)・拡大画像(481x289)

この図では、105円を境に105円以下ではオプション価格は0、105円以上ではスポットが1円増えれば、オプション価格も1円増えるといった傾き1の直線状に変化します。

スポットが105円以上のオプション価格というのは、ちょうど105円でドル円を買ったときの含み益に相当しますので、満期時にスポットが105円を超えたなら、105円でドル円を買う権利を行使したのと同じことになるのです。

逆にスポットが105円を下回っていれば、オプション価格は0なので、満期時には何のポジションも残りません。

実際にFXオプションでは、コールオプションを買っていれば、スポット価格が権利行使価格を上回った場合、自動的にスポットの買いポジションに変換されます。

仮にスポットが107円だとしても、105円で買ったことになるのですから不思議な話です。

次にプットオプション売る権利ですので、満期時の価格は次のような図になります。同じく権利行使価格は105円です。


画像(337x202)・拡大画像(481x289)

今度は105円を下回っていれば、105円でスポットを売ったのと同じことですから、105円から下がるに従って、オプション価格は上がっていきます。105円を超えていれば価格は0となります。

このようなプットオプションを買っていれば、満期時に行使価格を下回った場合に限り、スポットの売りポジションに変換されるのです。

なお、今回説明したのは、あくまでコールオプション、プットオプションそのものの価格です。売買後の損益のグラフではありませんので、注意してください。


>>“基礎から学ぶシステムトレード”全記事バックナンバーはこちらから




Posted at 15時29分


ページのトップへ ページのトップへ

Sponsor AD

2008/9

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

プロフィール

豊嶋久道

2003年よりFX取引を始め、システムトレードの道へ。最近ではFXオプション取引も含めたトレーディングシステムの研究を行っている。システムトレードを基礎から正しく理解するための情報を発信する予定。

PHOTO

相場はランダムウォーク?

相場はランダムウォーク?

カテゴリーリスト

最近の記事

検索


当サイトコメントについて

当コメントは情報提供のみを目的として作成されたものであり、投資に関してはご自身でご判断くださいますようお願い致します。また、当資料は著作物であり著作権法により保護されております。無断で全文または一部を転載することはできません。

RSS1.0

[Login]


powered by a-blog
Copyright (C) 2008 PhiConcept,Inc. All rights reserved.