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2008年12月10日(水)

コールとプットの違い [オプション取引]



前回の記事では、FXオプションのコールとプットの価格の違いが通貨ペアの金利差により説明できるといういうお話をしました。

つまり、USD/JPYを始め、EUR/JPY、GBP/JPYなどたいていのクロス円ペアのように、スポットポジションの買いでスワップポイントがプラスになる通貨ペアでは、コールよりプットの方が高くなります。

しかし、実際のオプション価格がその通りになるわけではありません。

実際のオプション価格は、ブラックーショールズ方程式で求められるわけではなく、オプションの需給関係で求められるのです。

例えば、円高がさらに進行しそうだと考える市場参加者が多くなると、プットを買うという需要が高まります。

そうすると、プットの価格が理論値以上に高くなるということもあります。

需給関係でどちらかに偏っているかどうかはIVを算出してみるとわかります。

例えば、USD/JPYではUSDの方がJPYより金利が高いので、プット価格の方が高くなるのが普通です。

といっても、1ヶ月満期のATMのコールとプットのIVが20%と等しくなるのは、コールが2円、プットが2.05円とわずかな差でしかありません。

これよりコールとプットの価格が広がっている場合は、需給の関係でプットの方が理論値より高くなっている、つまりプットのIVの方がコールのIVより高くなっていることになります。

このようにオプション価格はブラックーショールズの方程式通りにはいかないことの方が多いのですが、そこがオプション取引の難しさであり、面白さなんだと思います。


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Posted at 18時03分


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プロフィール

豊嶋久道

2003年よりFX取引を始め、システムトレードの道へ。最近ではFXオプション取引も含めたトレーディングシステムの研究を行っている。システムトレードを基礎から正しく理解するための情報を発信する予定。

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