2008年12月30日(火)
今年の相場から学ぶこと [シストレ一般]
今年最後の記事です。
今年5月から始めたこのブログですが、「基礎から学ぶシステムトレード」というタイトルにも関わらず、あまりシステムトレードの記事はありませんでしたね。
実はこうなることはわかっていたので、後で言い訳するために「B型」なんてつけてみたのです。(^^;
しかし、システムトレードというのは、こうやるのが正しいなどという答えがないものです。
基礎と言っても実際には使えない理想的な世界の話だったりするわけです。まさにランダムウォークっていうのがそうですね。
実際、ランダムウォークの前ではシステムトレードは無力です。
でも、現実の相場はランダムウォークでない部分もあるから、システムトレードが有効な場面もある。しかし、ランダムウォークでない以上理論では説明できない、という矛盾に満ちた世界だったりするわけです。
なので、正しいシステムトレードって何なんだろうと考えているうちに今年が終わってしまったといったところです。
裁量トレードでもシステムトレードでも、現実の相場を学ぶためには実際に自分の資金でトレードを行うしかないと思っています。そして失敗を繰り返すことで学ぶのです。
特に今年の相場は株式、為替、商品先物と大荒れの展開でした。それが証拠に各相場のボラティリティは、過去数十年の最大ボラティリティをはるかに超えるものでした。
しかし、そういう相場だから学ぶことも多かったのではないでしょうか? おそらくこれから新しいシステムを作る場合、今回のようなボラティリティが高い局面も想定するようになることでしょう。
私自身もこの1年でシステムトレードに対する考え方が色々と変わりました。また来年から改めてシステムトレードについてお話しできればと思います。B型らしく自分勝手にね(^^)。
皆さん、よいお年を。
Posted at 14時44分