基礎から学ぶシステムトレード
シストレブログ人気ランキング  

シストレ徹底攻略シストレマスターへの道ワールド・トレーディング・エッジ基礎から学ぶシステムトレードシストレニュースシストレツールシストレナビTOPへ

 

2009年08月04日(火)

可変スプレッドの注意点 [シストレ一般]



FXの売買スプレッドが可変の業者は、固定スプレッドの業者に比べて、最小スプレッドが狭いのを売りにしているところが多いですね。

例えば、固定スプレッドが2pipsに対して、可変スプレッドでは、1.1pips以上、といった具合です。

確かに可変スプレッドの最小値が小さいのは魅力的なのですが、可変なのでいつも小さいわけではありません。当然、場合によっては何倍も広くなることもあり得ます。

どういう場合に可変スプレッドが広くなるのかというと、だいたいは、急な値動きがあるときです。

例えば、USD/JPYの最小スプレッドが1pipの業者があったとします。

今、USD/JPYが100.00円で、価格の変動がほとんどない状態では、売値(Bid)=100.00円、買値(Ask)=100.01円と、最小スプレッドを保っています。

ここで、急にBid=99.90円と10pips下がったとします。ところが、AskはBidに連動してすぐに10pips下がるのではなく、Ask=99.98円までしか下がらないことがあります。

その場合、スプレッドは一時的に8pipsにも広がっていることになります。

その後、Bid=99.90円の状態がしばらく続けば、Askもそのうち、99.91円まで下がってくるといった具合です。

このように、価格が急に下がるときには、Bidが先に動いて、Askは遅れて動くわけです。

逆に価格が急に上がる場合は、Askの方が先に動いてBidは遅れて動くということになります。

こういう動き方をすると、価格が下がったところで買おうとしても実際の買値Askが下がっていないので、不利な価格でしか売買できません。

もし、可変スプレッドの業者でシステムトレードを行う場合、価格の動きが大きいときに売買するようなシステムでは、最小スプレッドが小さいというメリットを全く生かせないことになります。

結局、運用するシステムの特性に合わせて業者を選定する必要があるということですね。


>>“基礎から学ぶシステムトレード”全記事バックナンバーはこちらから




Posted at 18時01分


ページのトップへ ページのトップへ

Sponsor AD

2009/8

            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

プロフィール

豊嶋久道

2003年よりFX取引を始め、システムトレードの道へ。最近ではFXオプション取引も含めたトレーディングシステムの研究を行っている。システムトレードを基礎から正しく理解するための情報を発信する予定。

PHOTO

ランダムウォークとランダムトレード(2)

ランダムウォークとランダムトレード(2)

カテゴリーリスト

最近の記事

検索


当サイトコメントについて

当コメントは情報提供のみを目的として作成されたものであり、投資に関してはご自身でご判断くださいますようお願い致します。また、当資料は著作物であり著作権法により保護されております。無断で全文または一部を転載することはできません。

RSS1.0

[Login]


powered by a-blog
Copyright (C) 2008 PhiConcept,Inc. All rights reserved.